歩留改善(不良率の低減)

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特殊空調による製造環境の改善が
不良品の発生率低減につながります

  • クリーンブース
  • クリーンルーム
  • 恒温恒湿室
  • 環境試験室 など

特殊空調は、製品歩留まりの改善や製品不良率の低減において極めて重要です。製造工程における温度・湿度・清浄度といった環境条件が安定していることで、不良品の発生を大幅に抑えることができます。

特に、微細な変化が品質に影響を与える半導体、精密機器、医薬品や分野では、適切な空調管理が製品の安定した品質を確保し、無駄なコストの発生を防ぎます。結果として、歩留まりの向上と不良率の低減が実現され、製品の信頼性が向上するのです。

歩留改善に関するニーズ

歩留改善に関する以下のようなご相談にお応えします。

異物混入防止

製造工程での異物混入を防ぎ、
不良品の発生を最小限抑えたい。

品質の安定

クリーンな環境を維持し、
製品の品質を安定させたい

製品の信頼性向上

コンタミネーションリスクを低減し、
製品の信頼性を向上
させたい。

高精度製品対応

高精度製品に対応するために、
製造プロセスを最適化したい。

品質管理基準の整備

顧客要求に応え、
厳格な品質管理基準を強化したい。

環境エンジニアリングができること

POINT 01

クラス10の高清浄度に対応可能

半導体部品、精密機械、医療機器など微細な塵埃の付着が製品不良に直結するような業界では、徹底的なクリーン環境を維持するために、高い清浄度が求められます。クリーンな製造/検査環境を整備することは、製品の歩留改善に直結します。空気は目に見えないもので効果を想像しづらいものですが、クリーン化を一切行なっていなかった工場で設備を導入すると不良発生率にすぐに明らかな違いが出るほど、清浄度コントロールは影響のあるものです。

当社は厳しい清浄度が求められる業界での豊富な納入実績を持ち、クラス10までの高い清浄度要求にも対応することが可能。お客様の抱える課題に合わせて最適な仕様をご提案します。

POINT 02

塵埃を発生させにくくする
作業工程や動線も考慮した複合的なご提案

製品歩留改善のために、設備のスペックによって高清浄度を実現することも重要ですが、そもそも塵埃を発生させない作業フローの設計も同様に大切です。人や物の移動が多いと塵埃リスクが高まるため、当社では製造・組立・検査などの作業工程ごとに部屋を分けることを推奨しています。

設備の性能だけでなく、作業フローや動線も考慮する必要があり、工場の広さや間取りも影響します。当社はオーダーメイドでの製作を行っており、お客様の状況に応じて最適な仕様をご提案します。

POINT 03

ベストな製造・検査環境を維持するための
定期メンテナンスや機器交換

特殊空調設備の中で使用される機器は消耗品も多くあるため、当然、経年劣化や故障のリスクも考えられます。製品歩留を改善し安定した製品供給を継続していくためには、特殊空調導入時に最適な仕様を整えるだけでなく、クリーンで安全な環境を維持することが非常に重要です。

当社は、納入後も1年ごとの定期メンテナンスを推奨しており、点検や機器交換などにも柔軟に対応します。

施工可能な特殊空調の種類

お客様の目的や用途に合わせて特殊空調をオーダーメイドで製作いたします。当社ではクリーンブース・クリーンルーム・恒温恒湿室・環境試験室の4種に分類し情報を掲載しております。各設備の概要や施工例については詳細ページよりご覧ください。

クリーンブースの設計・製造・施工

局所クリーンルームや簡易クリーンルームとして利用されます。クリーンルーム内へのブース設置や、大型ブースの施工も可能です。

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クリーンルームの設計・製造・施工

浮遊微粒子や微生物を管理し、清浄度や温湿度も精密にコントロールします。

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恒温恒湿室の設計・施工

温度・湿度を一定に保ちます。当社では、JISやISOで定められた標準状態を目的としたものを恒温恒湿室と分類します。

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環境試験室の設計・施工

温度・湿度を制御する設備のほか、ドライルーム、シールドルームなども含め、特殊環境を再現する部屋を環境試験室と分類します。

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ご依頼が初めての方へ

特殊空調導入の進め方や費用に関してご不明な点がある方は、以下のページの解説をご覧ください。

ヒアリング・現地調査・設計・施工までの流れやスケジュールをご案内します。

オーダーメイド製作時の費用内訳やご要望による費用の違いについてご案内します。

よくいただくご質問をまとめました。