スペースを最大限に活用する
改修工事やレイアウト変更を
サポートします
特殊空調の改修工事やレイアウト変更では、設置スペースの制約を考慮し、既設の部屋をリユースする方法が有効です。断熱処理や建具の見直しを行うことで、恒温恒湿室として再利用できます。これにより、コスト削減が可能です。
さらに、試験室の空調機を交換し、パネルを再利用することで、イニシャルコストの大幅な削減も実現します。内装工事によって一般室をクリーンルーム化したり、パーテーションを使って簡易クリーンルームに改修する方法もあり、スペースや予算に応じた柔軟な対応が可能です。
改修工事・レイアウト変更に関わる特殊空調のニーズ
改修工事・レイアウト変更に関する以下のようなご相談にお応えします。
既存スペース活用
改修工事やレイアウト変更に伴い、
既存スペースを最大限に活用したい
将来的な拡張性を考慮
今後の設備拡張やレイアウト変更を考慮し、
柔軟な設計にしてほしい
既存設備の改修
既存のクリーンブースを改修し、
設備をアップデートしたい。
環境エンジニアリングができること
POINT 01
既存の部屋を有効活用し
改修工事によるクリーン化を実現
特殊空調の導入が必要でも、設置スペースの問題で導入が難しい場合があります。その際は、既設の部屋をリユースするという方法が有効です。断熱処理や建具の見直しで、クリーンルーム・恒温恒湿室・環境試験室として再利用し、時間もコストも削減可能です。たとえば室の入れ換えでは、室本体のパネルにコストがかかりますが、空調機のみの交換やパネルの再利用を選択することでコストを大幅に削減できます。このように既存の設備や機器を活用しながらの改修工事のご依頼もお受けしています。
POINT 02
一般のオフィススペースをクリーンルーム化
限られた空間を有効に再利用し、一般室をクリーンルーム化することも可能です。例としてここに示す事例の手順をご紹介します。まずこの改修工事では、壁と天井のクロスを剥がし、クリーンルーム用の素材に張り替えます。次に、産業用エアコンを天井裏に新設し、エアコンの吹き出しにダクトを通してHEPAフィルターを取り付けます。さらに、クリーンルーム用のパネルで一般室と間仕切りをし、エアシャワーを新設します。窓枠はステンレス鋼板で目張りし、床には長尺ビニールシートを施工します。
これらの工事を施すことで、クリーンルームの新設ではなく既存の部屋の改修でありながら、通常のクリーンルームと遜色のない仕上がりが実現します。
POINT 03
パーティションを組み合わせた
簡易クリーン化
設置スペースに限りがある場合や、本格的なクリーンルームの予算が難しい場合でも、既設の設備を利用して簡易クリーンルームにリフォームすることが可能です。例えば、大学の研究室の一部を簡易クリーンルームに改修した施工例では、必要なエリアをクリーンルーム用のパネルで間仕切り、エアシャワーを新設しました。天井に既設のエアコンをそのまま流用し、壁上部から吸引して足りない空気を補い、パネル下部には空気逃がしのダンパーを取り付けています。また、クリーンルーム用の照明器具を取り付け、既設天井下には二重天井とFFUを設置してエアコンの風を取り入れることで、クリーンルームとしての機能を実現しています。
施工可能な特殊空調の種類
お客様の目的や用途に合わせて特殊空調をオーダーメイドで製作いたします。当社ではクリーンブース・クリーンルーム・恒温恒湿室・環境試験室の4種に分類し情報を掲載しております。各設備の概要や施工例については詳細ページよりご覧ください。