定期点検や機器交換、性能検査など
高性能な設備の維持をサポートいたします。
クリーンブース、クリーンルーム、恒温恒湿室、環境試験室などの特殊空調設備は、高清浄度の実現や特殊な環境の再現のため、機器全体に大きな負担がかかっています。機器は消耗品であるため、当然ながら定期的なメンテナンスや取り替えを実施しなければ、当初の性能を保ち続けることはできません。
当社では原則1年ごとの定期メンテナンスを推奨しており、納品後も維持や改善のサポートをいたします。そのほか、不具合などのトラブル、業務の中で発生した疑問点などについても、いつでもお気軽にご相談いただける特殊空調のパートナーです。
アフターサービスの概要
環境エンジニアリングでは「アフターフォロー・メンテナンス」というサービスパッケージで提供を行なっているわけではありませんが、継続的にご相談いただきながら、お客様のパートナーとして納品後の運用もサポートしております。アフターフォローの例をご紹介します。
定期点検
機器の動作確認、フィルター清掃、摩耗した機器チェックを行います。清浄度や温湿度の性能の確認を行うとともに、潜在的な問題を早期発見します。
技術サポート・提案
業務フローや作業内容の変更により、設備改修が必要になることもあります。既存設備を活かした改善のご相談も承ります。
トラブル対応
ご使用中の突発的な不具合や故障などのトラブルがあった際には、専属担当者が窓口となり対応いたします。
修理・部品交換
消耗や劣化した機器の交換や修理なども承ります。
なぜ定期的なメンテナンスが必要か?
ご自宅のエアコン清掃の際にフィルターの汚れに驚かれた経験はないでしょうか?
特殊空調設備も同じで、清浄度や温湿度を管理するために使用する部品や機器は消耗品であり、定期的な点検・メンテナンスが必要です。特に、フィルターや各機器、各種センサーの劣化や故障は全体の性能に影響を及ぼします。点検・メンテナンスの機会を設けることで問題を早期に発見し、対策を講じることができます。
また、「不良率の低減」や「安全性の確保」などの目的の達成のための要件をクリアした設備を導入されたはずです。点検・メンテナンスを怠ることで、性能低下や故障リスクに繋がってしまっては本末転倒です。環境を維持し続けるためにも、定期的に点検・メンテナンスをご依頼いただくことを推奨しております。
メンテナンス依頼のタイミング・相談方法は?
設備の仕様にもよりますが、一般的な基準として1年スパンでのメンテナンスを推奨しています。
メンテナンスの必要性はなんとなく理解していても、実際は具体的な不具合発生時にしか点検や交換を行わない、というのはよくある状況です。
確かに空気は目に見えませんので、明らかな劣化や不調を日々の業務の中で感じることは難しいものです。
納品・お引き渡し時にメンテナンスの時期や留意点についてもご案内を行っていますので、ご安心ください。
(1年区切りのタイミングでなくても、ご不安を感じられた際には専属担当者へまでお気軽にご連絡ください)
性能検査の方法・使用機器について
専用の機器を用いて、清浄度や温度・湿度に関する性能点検を実施させていただきます。
パーティクルカウンター(微粒子計測器)
デジタル風速計